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カテゴリー: その他
サンライズ出雲車内アナウンス
JRの寝台列車サンライズ出雲号が宍道駅を出発し終点の出雲市駅に向かう時の車内アナウンスです。
映像は車内から見た宍道湖の風景です。
TMPGEnc MPEG Editor 3 がBDAVのタイムゾーン問題に対応
以前のエントリで書いた「TMPGEnc MPEG Editor 3でBDAVを出力した場合、タイムゾーンがGMT+0になる」という問題が、先日公開された3.3.0.138で修正されたようです。
これから試してみようと思います。
CEATEC、そして裏話を少々。
ERBテレビでは2005年からお届けしているCEATEC JAPANリポート。
こちらの映像は昨年(2009年)のものです。
PanasonicのHDC-SD7という機材で1080/59.97iで撮影したものです。
さてここで、裏話を少々。
今世間では「ビズインターナショナル」社をめぐる、仮想空間の投資詐欺事件が話題になっていますが、この事件で関係先として名前があがっている、「フレパー・ネットワークス」社もこのCEATEC JAPAN 2009に出展していたのです。
しかし、展示内容が乏しく(パンフレットの配布やパネル掲示だけだったように思います)、何を出展しているのかよく分からないブースだったにもかかわらず、非常にハデで、写真にあるように、ブース内にはステージが2つあり、そこで派手なダンスパフォーマンスが繰り広げられていました。
一方で、(ダンサーらではなく)ブースの看板(協賛企業のロゴなどがずらりと表示されていた)の写真撮影をしようとしたところ、黒ずくめのスーツのお兄さんが飛んできて、写真を撮らないように求めてきました。
ブースの内容や係員の態度からして、一見して「怪しい」な、というのが率直な印象でした。
結局、収録した映像もリポートでは使われずボツになったのですが、せっかくなので掲載しておきます。
▼リポートでは使われなかったボツ映像。
【参考】当時の報道
ケータイWatch 【CEATEC JAPAN 2009】フレパー・ネットワークス、携帯展示は報道陣もシャットアウト
rplsTOOLで日付を設定するときの注意点【訂正】
rplsTOOL(*)というツールを使うと、BDAVオーサリングツールで出力したプレイリストファイル(.rpls)を編集することができます。
しかし、TMPGEnc MPEG Editor3など一部のソフトで生成した.rplsファイルに、このツールで日付情報を設定したものを書き込んでBDAVディスクを作成すると、再生時にちょっとした問題が起こります。
例えば、PlayStation3(PS3)で再生すると、rplsTOOLで設定した日時の9時間後の日時が表示されます。一方、筆者が試した限りではパナソニックやシャープのレコーダーではrplsTOOLで設定したとおりの日時が表示されます。
これは、TMPGEnc MPEG Editor3など一部のソフトがタイムゾーン(グリニッジ標準時との時差)情報を正しく設定していないことによります。つまり、PS3では.rplsファイルのタイムゾーン情報を規格どおり処理するため、.rplsファイルに記述されている日時をグリニッジ標準時として認識し、PS3本体に設定されているタイムゾーン情報(日本であればGMT+9)にもとづいて、9時間のオフセットを加えた時刻を表示する一方、パナソニックやシャープのレコーダーではタイムゾーン情報を無視してそのまま表示しているわけです。
この問題を回避するためには、rplsTOOLで処理した後の.rplsファイルの先頭から49バイト目を、バイナリファイルエディタ等を用いて「00h」から「12h」(10進数では18)に書き換えます。これにより、このプレイリストのタイムゾーンがGMT+9であると認識され、どのプレーヤー・レコーダーでも同じ日時が表示されるようになります。
余談ですが、「.rpls」という拡張子は「Real Play LiSt」の略なんですね。また、規格上は「.vpls」(Virtual Play LiSt)というファイルもあるそうです。私は見たことないですが。
(*) ysk.orz.hm/BD/rplsTOOL , ysk.orz.hm/ISDB/rplsTOOL など
参考文献:
情報処理装置および情報処理方法、プログラム、データ構造、並びに、プログラム格納媒体 – 特開2008-252741 j-tokkyo
http://www.j-tokkyo.com/2008/H04N/JP2008-252741.shtml
http://www.j-tokkyo.com/2008pdf/A_2008-252741.pdf
記録媒体 – 特開2009-135944(P2009-135944A) j-tokkyo
http://www.j-tokkyo.com/2009/H04N/JP2009-135944.shtml
http://www.j-tokkyo.com/2009pdf/A_2009-135944.pdf
【訂正】 初出(http://weblog1.cocolog-nifty.com/weblog/2010/05/rplstool-c6f9.html)時、rplsTOOLの処理に問題があるような記述になっておりましたが、rplsTOOLは.rplsファイルにもともと書き込まれているタイムゾーン情報をそのまま維持します。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。
カメラが編集ソフトに合わせるという動き
先日のエントリーで触れたビクターのGY-HM100は、AppleのFinal Cut Proで直接扱える形で収録できることが大きな特徴ですが、これは注目すべきだと思います。
これまでは新しい記録方式のカメラが現れるたびにFinal Cut ProやEDIUSなど編集ソフト側がそれらに対応してきましたが、GY-HM100はその逆をやったことになります。
この流れが進めば、今度は「CanopusHQコーデックで記録するカメラ」なんてのが登場することもあるかもしれません。PC用にはCanopusHQのリアルタイムハードウェアエンコーダがすでにあるので、技術的には可能だと思われます。
謎のProHDカムコーダはQuickTimeカメラだった
こちらのページでもレポートされている、日本ビクターのカムコーダが「GY-HM100」として正式発表されました。
InterBEE 2008の展示では記録方式などは一切案内されておらず、謎のカメラとして来場者の目を引いていましたが、今回の発表によればQuickTime形式(コーデックとしてはMPEG-2)で撮影できるそうです。
ソニーのXDCAM EXとパナソニックのAVCHDの隙間を狙った製品といえそうです。
また、大きさなどを考えると、これまでほとんど競合機がなかった(ゆえにいまだに現行機種である)ソニーのHVR-A1Jにガチで勝負を挑むことになりそうです。
Inter BEE 2008〜InterBEEでも「ジャパンパッシング」?
今年も幕張メッセではInterBEE 2008(国際放送機器展)が行われました。
主催者側の発表によると、来場者数は過去最高だったそうです。
しかし、その内訳を見ると、国内からの来場者数は増えているものの、外国からの入場者数は前年を大幅に下回っています。
2007年 | 2008年 | 前年比 | |
国内 | 34,694 | 35,118 | 424 |
国外 | 943 | 597 | -346 |
合計 | 35,637 | 35,715 | 78 |
放送機器業界においても、日本のプレゼンスが低下し、「ジャパンパッシング(日本飛ばし)」が進んでいるのでしょうか。
泥棒テロッパ公開
先日、お知らせした「泥棒テロッパ」を公開しました。
こちらからダウンロードできます。
泥棒テロッパ開発中
BSデジタル放送の一部の番組で流れる、著作権に関する注意を促す字幕、通称「泥棒テロップ」をPCで簡単に再現するデスクトップアクセサリを開発中です。
これはそのベータ版の画面です。
文言やフォント、スクロール速度などの自由に調整できるようにする予定です。
完成したら、ここや放送センターでも配布予定です。
【追記】こちらで配布しています。